ANAカードは任意整理できる?ANAカードの借金が苦しい人必見

ANAカード

「ANAカードは任意整理できる?」
「ANAカードの借金を任意整理するとどうなる?」

普段「飛行機はもっぱらANA」という人であれば、当然ANAカードも持っていると思います。

中には、カード払いOKな支払いをすべてANAカードに集約させることで、マイルを効率よく貯めているツワモノもいるそうです。

しかし、それだけにANAカードを利用し過ぎて、いつの間にか返済できないほどの借金額になってしまったというケースもよくあり、任意整理の相談に来る人もたくさんいらっしゃいます。

ANAカードの借金も任意整理することが可能ですが、提携しているカード会社によって若干合意内容に差異があるため注意が必要です。

そこで今回は、ANAカードを任意整理するとどうなるのか、そのメリットやデメリット、提携カード会社による違いなどについて説明します。

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ANAカードとは

まずANAカードについて簡単におさらいしておきましょう。

幅広い提携会社

ANAカードとは、ANA(全日空)が「三井住友カード」、「JCB」、「三菱UFJニコス」、「ダイナーズ」などと提携して発行、運営する、ANAマイレージクラブ会員に向けのクレジットカードです。

代表的なANAカードとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • ANA VISAカード:三井住友カード
  • ANA マスターカード:三井住友カード
  • ANA JCBカード :JCB
  • ANA ダイナースカード:三井住友トラストクラブ

ANAマイルが貯まる

ANAカードは買い物やサービスなどの決済に利用することで、ANAマイルが貯められるのが一番の特徴です。

基本的には、ANAカード利用時に一旦クレジットカード会社のポイントが貯まり、それをANAマイルに交換するケースが多くなっています。

ただし、一部カードは直接ANAマイルを貯める設定にできるものもあるようです。

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ANAカードは任意整理できるのか?

結論から言うと、ANAカードの借金を任意整理することは可能です。

したがって、通常の任意整理と同じように手続きを行えれば、借金返済の負担を下げることができるでしょう。

ただし、ANAカードを発行するカード会社(クレジットカード会社・消費者金融・銀行)によって、任意整理の合意内容に若干の差異がありますのでは詳しくは後述します。

ANAカードを任意整理する方法・流れ

ANAカードを任意整理する方法と流れについて説明します。

ANAカードを任意整理する方法

ANAカードの借金を任意整理したい場合は、弁護士や司法書士の事務所に相談するのが一般的です。

メールや電話などで構いませんので、「ANAカードの借金を任意整理したい」という旨を伝えましょう。

ただし、正式に手続きをお願いする前には、実際に専門家と会って面談することをおすすめします。

相談の際には、借金をしたカード会社や借金をはじめた時期、借金額、毎月の返済額や収入などを質問されますので相談前に確認しておきましょう。

なお、多くの事務所が相談は“無料”で行っていますので、一度相談した後にじっくり検討して手続きをお願いするのもよいでしょう。

なお、任意整理の手続きはあなた自身が行うことも可能です。

しかし、金融のプロであるカード会社を相手取って対等に交渉するのは非常に難しいため、任意整理に失敗する確率が高くなってしまいます。

そのため、任意整理の手続きは、弁護士や司法書士といった専門家にお願いするのがおすすめです。

ANAカードを任意整理する流れ

ANAカードを任意整理する流れについて、順を追って説明します。

弁護士・司法書士に相談

弁護士、司法書士などの専門家に任意整理の相談をします。

委任契約

相談の結果、任意整理を正式に依頼することになった場合には、あなたと専門家で任意整理の「委任契約」を締結します。

受任通知の送付

専門家と委任契約を締結して正式に任意整理を依頼すると、専門家はカード会社に対して受任通知(あなたから任整整理の手続きを委任された旨が書かれた書類)を送付します。

受任通知がカード会社に届くと借金返済の督促行為などが禁止されるため、任意整理の手続きが終わるまでは借金返済の必要はありません。

そのため、この期間中に、専門家への費用や借金返済のための積み立てをはじめるのが一般的です。

また、受任通知の送付と同時に、カード会社に対して取引履歴の開示請求も行われます。

引き直し計算

カード会社から取引履歴が開示されたら、その内容を確認して専門家が引き直し計算を行います。

引き直し計算とは、法定利息で借金を再計算することで正しい借金額を算出する計算です。

なお、このとき過払い金(カード会社に払い過ぎた利息)が発生していた場合には、過払い金請求を行います。

和解交渉

専門家がカード会社と交渉を行います。そのため、あなた自身がカード会社と交渉する必要はありません。

和解契約の締結

カード会社と任意整理の条件について合意できたら、専門家と和解契約を締結します。

借金の返済開始

和解契約の内容に基づいて、分割払いで借金を返済していくことになります。なお、返済のスタートは専門家への費用を支払った後で行うのが一般的です。

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ANAカードを任意整理するメリット・デメリット

ANAカードを任意整理すると、メリットだけでなくデメリットもありますので認識しておきましょう。

ANAカードを任意整理するメリット

任意整理とは、カード会社と任意の交渉を行うことで、将来的に発生する利息や遅延損害金のカットし、3年~5年の分割払いで返済できるよう合意する債務整理(借金問題を法的に解決するための手続き)になります。

任意整理のメリットは、

  • 毎月の返済負担が下がる
  • 債務整理する借金の対象を自由に選べる

が一般的ですが、交渉するカード会社によって和解内容などが若干異なるため注意が必要です。

なお、ANAカードは三井住友カード、JCB、三菱UFJニコス、ダイナーズと提携しているため、各カード会社を相手に任意整理することになります。

まず、「三井住友カード」は最高80回の分割払いで合意してくれるため、毎月の返済負担を大きく抑えることが可能です。

また、「JCB」も100万円以上の利用であれば、70~80回分割払いに応じてくれます。

ただし、直近で多額の利用があった場合には、短期間での返済を要求してくる可能性もあるため注意が必要です。

次に、「三菱UFJニコス」は、なんと100回以上の分割も組んでくれるなど、非常に柔軟に対応してもらえます。

最後に、「ダイナーズ」は保証会社である「三井住友トラストクラブ」に交渉するのですが、基本60回の分割払いで合意することが一般的です。

たとえば、100万円の借金を任意整理すると、毎月の返済額は以下のようになります。

  • 36回払い → 毎月の返済額:約27,778円
  • 60回払い(ダイナーズなど)→ 毎月の返済額:約16,667円
  • 70回払い(JCBなど) → 毎月の返済額:約14,286円
  • 80回払い(三井住友カード、JCBなど) → 毎月の返済額:12,500円
  • 100回払い(三菱UFJニコスなど)→ 毎月の返済額:10,000円

このように、カード会社ごとに毎月の返済額も異なりますので、どのANAカードを任意整理するのか認識しておきましょう。

ANAカードを任意整理するデメリット

任意整理すると、信用情報(あなたの年収や住宅の情報、勤務先の属性情報、公共料金などの支払い情報に加え、カード会社との取引履歴や債務整理の事実などが記録されたもの)に事故情報として登録されるため5年程度の期間はカード会社から新たに借入できない状態になります。

これが俗に言う「ブラックリストに載る」という状態です。

ブラックリストに載ると、

  • クレジットカードの利用や新規発行
  • 分割払い・リボ払いの利用
  • ローンの利用(自動車ローンや住宅ローンなど)
  • キャッシングの利用

などができなくなるデメリットが発生します。

また、ローンや奨学金の保証人にもなれなくなるので注意しましょう。

ただし、5年程度の期間が経過すると信用情報から事故情報が抹消されますので、再びカード会社から借入できるようになります。

ただし、任意整理の対象になったカード会社および、そのグループ会社からの借入はできなくなるため注意が必要です。

また、任意整理でカットしてもらえるのは、将来的に発生する利息だけで借金の元本は一切減額されません。

したがって、借金額が多すぎる場合には任意整理できない可能性もあるため、その場合には個人再生や自己破産を検討する必要があるでしょう。

ANAカードを任意整理するとマイルは失うのか?

ANAカードを利用する人のほとんどが、ANAマイルの貯めることを目的に利用していると思われますが、ANAカードを任意整理するとANAマイルも失ってしまいます。

したがって、ANAマイレージを失いなくない人は、以下のような方法を検討する必要があるでしょう。

ANAカードを任意整理の対象から外す

前述した通り、任意整理では借金の対象を自由に選択できます。

よって、任意整理の対象からANAカードを除外すれば、ANAマイレージを失う必要はありません。

しかし、あなたが任意整理したという事故情報が載った信用情報は他のカード会社も閲覧できますので、カード更新月などのタイミングでANAカードの利用ができなくなる可能性が高いでしょう。

こうなると、任意整理の対象からANAカードを外しても、ANAマイレージを失ってしまう結果になるわけです。

したがって、ANAカードを任意整理の対象から外せば、しばらくの間はANAマイレージを失わずにすみますが、あくまでもその場しのぎに過ぎません。

クレジット機能のないカードにポイントを移行

前述した通り、任意整理するとクレジット機能付きのANAカードに貯まったANAマイルを失ってしまう可能性が高いので、恒久手段としてクレジット機能なしのANAマイレージカードにポイントを移行させるのが得策です。

ANAマイレージカードには、

  • ANAマイレージクラブカード
  • ANA VISAプリペイドカード
  • ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード

という3つのクレジット機能がないカードがあります。

ちなみに、これらのカードには楽天Edy(楽天の提供するプリペイド式決済)やデビットカードの機能が付いていますので、任意整理後、クレジットカードの代わりに利用することができますのでおすすめです。

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ANAカードに過払い金は発生するのか?

最後に、ANAカードの過払い金についても説明しておきます。

過払い金請求とは

前述した通り、過払い金とはカード会社に返済しすぎた利息になります。

カード会社が顧客にお金を貸す際には、「利息制限法」という法律に規定された上限金利より高い金利で貸すことはできません。

したがって、あなたがそれ以上の金利でお金を借りていた場合には、お金を払い過ぎたことになります。

この払い過ぎたお金をカード会社に請求する行為が、「過払い金請求」と呼ばれているのです。

過払い金の発生条件

ただし、過払い金が発生していたのは、2010年7月の法改正以前の借金に限定されます。

したがって、ANAカードから借金をした時期が、2010年7月以前であれば過払い金が発生している可能性が高いでしょう。

もちろん、任意整理の手続き中に過払い金の発生が確認された場合には、過払い金請求を行うことが可能です。

戻ってきたお金は借金の返済に充当することができますので、もし借金を全額返済できた場合には任意整理する必要がなくなります。

よって、ブラックリストに載るなどのデメリットを被ることなく、借金問題を解決できる可能性もあるでしょう。

ただし、借金が1円でも残ってしまった場合には、任意整理扱いになりますので注意が必要です。

「借り入れ額」「借り入れ開始時期」「他の利用カード」によって、任意整理で分割できる回数は異なります。自分は任意整理するとどうなるか詳しく知りたい方は無料3分診断をご利用ください。

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まとめ

  • ANAカードの借金は債務整理可能
  • ANAカードの借金を任意整理するためには、弁護士や司法書士に手続きを依頼すればOK
  • ANAカードの借金を債務整理することで、将来的に発生する利息と遅延損害金のカット、分割払い(36回~100回:カード会社によって異なる)の返済を認めてもらえるメリットがある
  • ANAカードの借金を任意整理すると、ブラックリストに載ることやANAマイルを失うといったデメリットがある

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