夫に借金が発覚!!妻が取るべき行動は?

「カード会社の督促で夫の借金を知ってしまった・・何に使ったんだろう?」
「困ったなぁ・・夫の借金が解決できる、何かいい方法はないかなぁ?」
 
夫が妻に隠れて借金をするケースは少なくありません。

夫としても妻が借金をよく思わないのは分かっていますし、知られて揉めるのもいやでしょうからね。

とは言うものの、夫の借金をを突然知ってしまったら、妻としてはどう対処したらよいのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、夫の借金を解決するための方法と、妻として取るべき行動についてまとめていきます。

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妻としてとるべき行動

夫の借金を知ってしまうと、妻の立場としてはかなり焦りますよね。お気持ちはよく分かります。

しかし、焦っているだけでは何も解決はしません。

そのような時に妻としてとるべき行動とは、「夫の借金の現状把握」です。

現状把握をすることで、今後のお金の使い方が見えてきますし、借金解決の手段である債務整理やおまとめローンの準備もできるのです。

それでは、妻としてどのような点を把握すればよいかについて一緒に見ていきましょう。

夫の借金総額を確認

まず確認すべき点は「夫の借金の総額」です。

借金の総額が分からなければ、今後とるべき行動も定まりませんし、必ず聞き出さなければなりません。

聞き出す際は、あまり怒りを露にしたりせず優しく聞いてあげてくださいね。

強めに迫ってしまうと本当の額が聞き出せなくなってしまうかもしれないので。

どこでいくら借りているか確認

借入総額を聞き出したら、次はどこのカード会社でいくら借りているか聞き出しましょう。

この時、利用しているカード会社の件数も聞き出しましょう。

あちこちから借りている多重債務状態だと、借金して借金を返済するような借金地獄状態に陥っているかもしれません。

対策を立てるためにも正確な情報を仕入れる必要があります。

いつ借りたか確認

これまでのヒアリングで、どこのカード会社でいくら借りているかが聞きだせました。

ここまで聞きだせればかなり前進しています。

そしてもう一歩踏み込んでもらいたいのが、夫がいつから借金をしているか?です。

借りた時期が分かれば、夫が過払い金を受け取れるかどうかも大まかに把握できます。

過払い金は、平成20年よりも前に借りている場合、夫が払いすぎた利息が戻ってくる可能性があります。

過払い金が戻ってくれば、夫の借金に充てることができますし、状況によっては借金がチャラ、さらには過払い金が手元に残る可能性さえあるのです。

このことから、夫がいつ借金をしたかも聞きだしてみましょう。

借入の明細などがあれば詳細が分かりますね。

過払い金対象者とは?過払い金が発生するケース!

借金理由を確認

借金をした理由も重要ですね。

これは、夫の立場からすると妻には言いづらいものかもしれません。

しかし、もしかすると夫はメンタル的に問題を抱えているのかもしれませんし、または何か重要な秘密ごとがあるのかもしれません。

ギャンブル中毒や女性がらみも考えられますね。

いずれにしても、借金癖ができていれば一度完済しても繰り返すかもしれませんし、夫の借金問題を根本的に解決するためにも、借金をした理由は確認しておく必要があります。

滞納や延滞の確認

毎月借金を返済しているかも重要な情報です。

もしかするともう既に滞納や延滞を繰り返していて、ブラックリスト入りしている可能性も考えられます。

もし既にブラックリスト入りしているのであれば、早々に債務整理をしてしまったほうが得策かもしれませんしね。

また、滞納や延滞をしていると遅延損害金が発生しているかもしれません。

いずれにしても、毎月きちんと返済しているかという情報も聞いておいた方がよいでしょう。

借入先のホームページや、ATMから確認することもできるはずです。

直近の借入時期の確認

直近でいつ借入をしたかも確認してみましょう。

もし、明細があれば正確な情報が把握できるはずです。

ちなみに、直近1ヶ月以内に夫が借入をしていれば、収入と支出のバランスが崩れ、借金地獄に陥っている可能性が高いです。

つまり、もし夫が毎月のように借金しているのであれば、夫は借金が癖になっているかもしれませんし、もしくは借金なしでは生活な成り立たない状態になっているかもしれません。

住宅を担保にしていないか確認

マイホームは夫だけのものではありません。あなたにとっても大事な財産です。

そのため、夫がマイホームを担保に借金をしていないかの確認も行いましょう。

もし、不動産担保ローンの返済が滞ればマイホームは没収されてしまいます。

夫にヒアリングをした結果、夫が返済していける状態ではなさそうであれば、個人再生や自己破産といった方法が視野に入ってきます。

なお、夫がマイホームを担保に借金をしている場合、借金の額が大きい可能性が高いので要注意です。

夫に利息の怖さを教える

夫が借金をしているのは、借金の怖さを理解していない、ということも考えれます。

そのため、あなたから夫に借金の怖さを教えてあげるのも得策です。

最もベストな方法は利息がどれだけつくかを教えることでしょう。

借金している本人は、案外利息のことは考えておらず、いつか元本を完済したいなくらいにしか考えていない場合が多いものです。

インターネットで検索すると、利息の計算ができるページがみつかると思うので探してみてください。

念のため、一例も挙げておきます。

借金300万円を以下の条件で借りている場合

利息17.5% 毎月の返済額5万円
→返済回数144回(12年) 利息総額420万円

借金400万円を以下の条件で借りている場合

利息17.5% 毎月の返済額6万円
→返済回数248回(約20年) 利息総額1千88万円

両親や親戚に相談

借金の状況がヒアリングできたら、状況によっては両親や親戚にも相談してみましょう。

これ以上借金を増やすよりは、身近な人に頼って早々に解決してしまった方が後々のためにもよいことのほうが多いでしょうから。

また、前述したとおり、利息はどんどん積み重なっていきます。

利息の支払いだけで相当なロスになりますので、このような無駄を省く意味でも早々に解決できるならしてしまいましょう。

夫都合の借金は肩代わりはしない

あなたが、夫の借金を肩代わりするのはやめましょう。

連帯保証人になっている場合を除いて、夫が自分都合でした借金をあなたが肩代わりするのは筋違いです。

借金癖のある人は、一度甘やかせばまたやるものです。

甘やかせば、また誰かが助けてくれると考え、再び借金をするという悪循環に陥りかねません。

そのため、肩代わりをするくらいなら、債務整理やおまとめローンなどを一緒に考えてあげてください。

その方が夫自身のためにもなりますから。

夫の借金を解決するための対策

もし、夫の借金を知ってしまったのであれば、それを解決する手段としては「債務整理」と「おまとめローン」が考えられます。

ちなみに、代表的な債務整理は3種類ありますが、夫の借入額や収入によって、どの方法が夫に合っているかが変わってきます。

そこで、各債務整理の内容と、おまとめローンについて以下にまとめましたのでご覧ください。

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任意整理

任意整理は、債務者とカード会社の和解によって進める手続きで、弁護士や司法書士が介入することで和解を円滑に進めます。

カード会社としても、債務者に個人再生や自己破産をされるよりはロスが少ないので、和解に応じるケースが大半です。

カード会社との和解が成立すれば、借金の利息や遅延損害金はカットされ、元本のみを返済していけば良くなり、無理なく返済していくことができるようになります。

ただし、任意整理は最長5年で完済しなければならないので、夫の借金の額が収入に見合わないほどの大きな額だと難しいかもしれません。

例えば、夫の借金が900万円で、収入が25万円の場合、5年で元本だけ返済すると毎月最低でも15万円返済していかなくてはならいので、厳しいですよね。

このように、夫の収入とのバランスも考慮して考えなくてはならないわけです。

このことから、任意整理するべきかどうかの判断は、夫の収入で元本÷60ヶ月(5年)の金額を毎月返済できそうかどうかを一つの目安にすると良いでしょう。

また、一部のカード会社(消費者金融・銀行・クレジットカード会社)の借金だけ整理したい場合にも合っています。

例えば、夫がAカード会社で自動車ローンを組んでおり、夫もあなたも車を使うので手放したくない場合、Aカード会社のローンは整理の対象から除外しなければなりません。

もし、自動車ローンも整理の対象にしてしまうと車を没収されてしまいますので。

つまり、任意整理は一部の借金だけを整理の対象にできるのでこういったケースで最適なのです。

ちなみに、他の債務整理は全ての借金を整理の対象にしなければななりません。

その他、夫が借金や債務整理をしている事実を他人にばれたくないという場合も、任意整理が合っているでしょう。

理由は、任意整理は官報(国の新聞のようなもの)に掲載されないからです。

ちなみに、他の債務整理では官報に夫が債務整理をした事実が掲載されてしまいます。

とは言うものの、官報を見る方はごく一部の職業の方や企業に限られているので、あまり神経質にならなくてもよいかもしれません。

夫の職業が、警備会社や金融関係、法律関係などの場合は注意した方が良いでしょう。

なお、任意整理をすると夫はブラックリストに載ることになります。

そのため、夫が新たにカードを作ったり、手持ちのカードを利用したりすることができなくなります。もし、あなたが夫名義の家族カードなどを使っている場合は、任意整理後は使えなくなるのでので注意しましょう。

なお、ブラックリストが解除されるまので期間は約5年とされています。

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個人再生

個人再生は、借金が500万円までであれば一律で100万円まで減額でき、500万円~1500万円でも1/5まで減額できます。

例えば、夫の借金が400万円だとすると、100万円まで減額することができるというわけです。

なお、個人再生には「住宅ローン特則」という制度があります。

借金の額が大きくなると、個人再生か自己破産を検討することになりますが、自己破産は財産の大半を没収されてしまいますので、当然ローン中の住宅も没収されることになります。

しかし、個人再生であれば住宅ローン特則を利用することで、マイホームだけは残すことが可能なのです。

つまり、個人再生は借金の額が大きいけど、マイホームは残したいという方に合っているといえるというわけですね。

マイホームはあなたにとっても大切な財産です。

もし借金の額が大きく、任意整理では太刀打ちできないほどであれば、個人再生も視野に入れてみると良いでしょう。

ちなみに、個人再生も手続き後はブラックリストに載ることになり、解除されるまでの期間は任意整理よりも長く、5~10年とされています。

自己破産

自己破産は3種類の債務整理の中で最も減額効果が高く、借金をゼロにすることができる手続きです。

ただし、財産と借金を相殺する形になるので、財産はほぼ全て没収されるとお考えください(生活する上で必要最低限なものは残すことができます)。

このことから、借金が膨らみ過ぎて、「もう夫の力では返済できない!」と思う場合に検討してみると良いでしょう。

ちなみに、自己破産もブラックリストに載ることになります。

解除されるまでの期間は個人再生と同じで、5~10年とされています。

おまとめローン

債務整理以外の解決策としてはおまとめローンが代表的ですね。

おまとめローンはその名のとおり、借金を一本化するための手続きです。

借金を一本化できれば管理が楽になりますが、減額効果はあまり期待できません。

消費者金融などの借金を銀行系カードローンでまとめる場合など、まとめるカード会社の利息が現在利用しているカード会社の利息より下がることが一般的なので、利用価値はありますが、債務整理の減額効果と比較すると見劣りしてしまうでしょう。

しっかりとした減額効果を得たいのであれば、おまとめローンよりも、債務整理を選択した方が賢いでしょうね。

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あなたと夫はどの方法を選択すべきか?

これまで、3種類の債務整理と、おまとめローンについてご説明してきましたので、夫の借金の解決方法について、おおよそイメージしていただけたのはないでしょうか。

それでは、結局あなたと夫はどの方法を選択すればよいのでしょうか。

これは、夫の収入と支出のバランスによります。

前述したとおり、自己破産以外は全て、手続き後も返済していかなくてはなりません。

つまり、いくら減額ができたとしても借金は残るのです。

このことから、家族の家計を見直して、収入と支出のバランスを把握し、いくらであれば無理なく返済していけそうか考える必要があるでしょう。

このバランスが見えてくれば、自ずとどの方法を選択すべきなのか見えてくるはずです。

夫婦の借金は共有財産

夫婦が生活をする上で必要な、マイホームや自動車、生活費などの借金は、たとえ夫がした借金であっても夫婦の借金と見なされます。

そのため、借金をした理由や、借金の内訳など、聞ける情報は全て聞き出しましょう。

聞きとった情報によっては、その後の対処も変わってきますからね。

また、前述したとおり、借金の対策方法としておすすめするのが債務整理ですが、債務整理をするにしても、夫の借金に関する様々な情報を弁護士や司法書士に伝えなければなりません。

そのため、債務整理を念頭に入れ、妻が事前に聞きだせる情報は聞き出しておいたほうが効率的なのは間違いありません。

行動が遅くなれば利息はどんどん膨れあがっていきますので、早目早目の対処を心がけていきましょう。

ちなみに、夫が自分の利益のためにした借金(ギャンブルや女性関係など)は、あなたの借金として扱われることはありませんのでご安心ください。

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まとめ

夫の借金の解決方法は、債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)かおまとめローンがある

夫の借金を解決するために妻がすべき行動は、夫の借金の現状把握

夫婦は借金も共有財産として扱われるので、妻は夫の状況を細かく現状を把握しましょう

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