抵当権とは、主に、住宅ローンでお金を借りた際に、家と土地をその借金の担保として確保しておくためのものです。住宅ローンが支払えなくなったり、滞納してしまうと、ローンを組んだ会社や銀行に、その家と土地を没収されてしまいます。抵当権は、ローンを組んだ会社や銀行が損をしないように設定されたもので、没収した家や土地は競売にかけられ換金され、ローンの残債に充てられます。それでも足りない分は借金となります。
住宅ローンを無事に全て完済すると、抵当権は何も意味を為さなくなるため、「抵当権抹消登記」という作業を行えますので、これで抵当権を外すことが出来ます。
抵当権
執筆者情報

司法書士・行政書士 山口 広樹
横浜市出身で司法書士・行政書士15年目。
かながわ総合法務事務所の代表。
債務整理や過払い金請求を専門にし、累計の解決実績5000件以上。
・司法書士(神奈川県会2376号)
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・行政書士(神奈川県会4407号)
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